障害者雇用Q&A

Q
【発達障害】表情から気持ちがわかりにくい発達障害の社員への対応
発達障害の診断のある社員。様子を見ていても体調や気持ちがわかりにくいです。お昼も一人で食べるのでコミュニケーションもほとんどありません。毎日出勤して特に変わったこともないようでしたら、放っておいても大丈夫でしょうか?

A
本人に確認してみる。対面でのコミュニケーションが苦手な場合は、業務日報などを利用して、体調・精神状態の可視化する

外見から精神状態がわかりづらい、という一方で、「マイナスなことを周囲に伝えるのは良くない」と本人が考えてる場合もあります。 
体調はどうですか?とか、困ったことはないですか?とこちらか確認してみることをおすすめします。 
業務日報などを利用して、日々の体調や精神状態を共有できる環境を整えておくとよいでしょう。定期面談で確認することもよいでしょう。 
もし業務日報や面談の中で、疲労感や不調の訴えがあるようでしたら、「教えてくれてありがとうございます」のような肯定的なメッセージを送ると良いと思います。 
一見するとマイナスなことでも、周囲に伝えた方が良いということをご本人が感じられるようになれば、より積極的に体調や精神状態を教えてくれるようになると思います。

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