障害者雇用Q&A

Q
休み明けに遅刻や欠勤の多い障害者社員への対応はどうすればいいでしょうか?

業務面では問題ないのですが週明けの遅刻や欠勤が多い障害者社員の対応に困っています。土日に深夜までゲームをしているようです。そのたびに注意をするのですが、なかなか改善されません。どういう言い方をすれば遅刻や欠勤がなくなりますか?

A

【生活習慣への関与】休日の過ごし方の改善が必要。支援機関に相談することも有効な方法

深夜までゲームをしてしまい、就業に悪影響を与えているのですね。
残念ながら、言い方を変えたくらいでは遅刻や欠勤が改善することはないと思われます。ゲームが仕事に影響を与えないような日常生活の支援が必要かと判断されます。

そのためには、休日の過ごし方をどのようにすればよいのか、ゲームはどのくらいを限度とするのかといったことを理解し、それを習慣的に実践できるようになってもらう必要があります。

しかし、休日の過ごし方まで会社が関与することに対しては、抵抗や戸惑いを感じられるご担当者も多くいらっしゃいます。本ケースの場合、本人の登録している支援機関に相談してください。発生している問題が就業時間内に発生したものであっても、日常生活が影響を与えていると思われるものは遠慮なく相談していただいて結構です。

支援機関は、障害者本人へのヒアリングを行ったり、必要に応じて自宅へ訪問します。家庭での様子や日常生活での課題等について情報収集をし、必要な情報を共有してもらえます。障害者本人や家族に対する支援を実施すると同時に、職場ではどのような対応をすればよいかといった情報も提供してもらえます。


▼業務以外のことについて、なかなか踏み込みにくいこともあるかと思います。FVPの精神障害者雇用セミナー(無料)では、そういった場合の支援機関との連携の仕方などもお伝えしています。 
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