障害者雇用Q&A

Q
【発達障害】面接での業務スキル確認の仕方
面接で「できる」といっていた仕事が、実際にやってみたらできないということがよくあります。面接で業務に関する技術や知識について確認したい場合、どのように質問すればいいでしょうか。

A
作業内容についての具体的な質問する

作業内容についての具体的な質問することです。例えば、パソコン業務などで「実際の業務を行ってみたら出来なかった」と聞くことがありますが、今まで使っていたソフトと違ったために分からなかったという場合があります。
もしパソコンで即戦力となる人材を採用したいということでしたら、「入力技術(1分間での入力数など)」「応用技術(エクセルの表計算や罫線の活用など)」を確認した上で、これまでどんなソフトを使ってきたのか、採用された場合に関わる業務で使うソフトは使ったことがあるかについて確認する必要があります。
また、パソコン業務を行う上でよく使う用語(ダブルクリックなど)についての理解も確認すると、作業を教えていく上で必要な配慮を確認する事ができます。
 
しかし、限定された専門職などで即戦力を期待する場合は別として、パソコンによるデータ入力や文書作成を中心に雇用しているある企業では、短期間の研修やOJTで見事な戦力として育て上げています。
今持っている知識や技能のみにとらわれず、本人の人柄や潜在能力を見極めて、会社の中で必要な教育をしていくという考え方をしている企業では、多くの障害のある人が活躍していますので、採用時のスキルの「高い低い」だけではなく、意欲、障害に関する自己理解なども総合的に判断していくことをおすすめします。

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